変数名の付け方
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変数はプログラムの中で1つしか使用できないわけではなく、複数の変数を同時に使用することが出来ます。そこで変数を区別するために変数にはそれぞれ変数名を付けます。
変数に名前を付ける時は次のルールに従います。
1) 1文字目は英文字かアンダーバー(_) 2) 2文字目以降は英数文字、アンダーバー 3) 予約語は使用できない 4) 大文字と小文字は区別される
例として次のような変数名が使用できます。
num PrefName _number5 background_color sales2008
またPythonで定義されている予約語は変数名には使えません。予約語としては次のようなものがあります。
and del for is raise assert elif from lambda return break else global not try class except if or while continue exec import pass yield def finally in print
また規則上は問題無いのですが、慣習的なものや実際に不都合がある変数名として次のようなものがあります。
先頭にアンダーバーが付いた変数名(_var) 先頭にアンダーバーが2つ続いた変数名(__var) 大文字で始まる変数名(Var)
このような変数を使ってもエラーとはなりません。しかしアンダーバーが先頭にある場合は色々と不都合なことも出てくるため、使わない方がいいでしょう。
サンプルコード
では実際に試してみます。
#coding: UTF-8 name = u"佐藤" old = 31 code_no = 115 cityName = u"札幌市" print u"名前;" + name print u"年齢:" + str(old) print u"識別番号:" + str(code_no) print u"出身地:" + cityName
上記を「test2-1.py」として保存します。保存する時の文字コードはUTF-8です。そして次のように実行して下さい。
( Written by Tatsuo Ikura )